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Ⅲ. 人創り

Human Development

 文明科学研究所のコミュニティ・メンバーになると、日常の実践を通して学術・技術・芸術のすべてにわたる高度な活性を身につける研鑽の日々を迎えます。このメタファンクショナル・リサーチアクティビティの開発戦略それ自体が、近現代文明の限界を超えた人創りとして、科学哲学・科学社会学の先端領域でも注目されています。

 例えば、総合研究大学院大学の共同研究「〈科学・技術・社会〉論の構築」研究会に2004年12月、所員のひとりが招かれて、文明研での研究活性開発の実態について講演しました。その内容は、あくまで個人の体験ながら、文明研の〈メタファンクショナル・リサーチアクティビティ〉開発訓練の様子を端的に述べています。以下にその全体(一部加筆修正)を紹介します。

1.人間の脳の大部分は非言語脳

 ただいま話のありましたように(この講演に先立って、別の所員の講演が行われた)、諸分野における最近の知見から、人間にとって言語性の脳機能はごく一部にすぎず、脳の大部分は、むしろ非言語脳といえるのではないか、という見解は無視できないものになっています。